2021-06-11 第204回国会 参議院 北朝鮮による拉致問題等に関する特別委員会 第3号
米韓の首脳会談の共同声明では、二〇一八年に南北首脳会談で署名した板門店宣言やシンガポールでの日朝共同声明など、これまでに南北間や米朝間で結ばれた合意を基礎とした外交と対話こそが朝鮮半島の完全な非核化の実現と平和の確立のために不可欠だと再確認したというふうに述べているわけですね。
米韓の首脳会談の共同声明では、二〇一八年に南北首脳会談で署名した板門店宣言やシンガポールでの日朝共同声明など、これまでに南北間や米朝間で結ばれた合意を基礎とした外交と対話こそが朝鮮半島の完全な非核化の実現と平和の確立のために不可欠だと再確認したというふうに述べているわけですね。
この南北首脳会談や米韓の首脳会談で結ばれた合意を基礎とした外交と対話が求められていると思うんですね。同時に、二〇〇九年四月に六か国協議から離脱を表明した北朝鮮をこの六か国協議という枠組みに復帰をさせる努力をどういうふうに行っていくのか、中国とかロシアも含めて対話の枠組みをどう構築していくのか、国連安保理決議の完全な履行をどう働きかけるのかということが重要になっていると思います。
今年五月二十一日にバイデン米大統領と文在寅韓国大統領が発表した共同声明は、二〇一八年に南北首脳会談で署名した板門店宣言やシンガポールでの米朝共同声明など、これまでに南北間や米朝間で結ばれた合意を基礎とした外交と対話こそが、朝鮮半島の完全な非核化の実現と平和の確立のために不可欠だと再確認したと強調しております。
二〇一八年四月二十七日の文字どおり歴史的な南北首脳会談で、板門店宣言には朝鮮戦争の終結や完全な非核化などが盛り込まれて、これは北東アジアの平和体制の構築に向けた前進であると考えております。 そこで、鷲尾副大臣に伺いますが、外務省はこの二つの合意の重要性についてはどのように見ているでしょうか。
昨年四月には南北首脳会談も開かれるなど、北朝鮮の核・ミサイル問題の対話による平和的解決を目指す動きというのは大きく前進をしてきています。 これらの前向きな変化は、いろいろな曲折はありますけれども、朝鮮半島の非核化と北東アジア地域の平和体制構築への一体的、段階的な発展につながるよう期待をしたいと思っております。
十年ぶりの南北首脳会談に続いて、トランプ米大統領と北朝鮮の金正恩委員長による史上初の米朝首脳会談が行われております。これら前向きな変化は、曲折はあるものの、朝鮮半島の非核化と北東アジア地域の平和体制構築への一体的、段階的な発展につながるよう期待をしたいと思います。 その上で、本件には、北朝鮮を対話の道に復帰させ、核問題などの外交的解決を図る手段として、賛成をいたします。
韓国も、昨年四月の南北首脳会談を始めとする累次の機会において、北朝鮮に対して拉致問題を提起しています。 拉致問題の解決に向けて、我が国自身が主体的に取り組むことが重要です。私自身、条件をつけずに金正恩委員長と直接向き合う決意です。御家族も御高齢となる中、一日も早い解決に向けて、引き続き米国等と緊密に連携しながら、冷静な分析の上に、あらゆるチャンスを逃すことなく、果断に行動してまいります。
韓国も、昨年四月の南北首脳会談を始めとする累次の機会において、北朝鮮に対して拉致問題を提起しています。 拉致問題の解決に向けては、我が国自身が主体的に取り組むことが重要です。私自身、条件を付けずに金正恩委員長と直接向き合う決意です。御家族も御高齢となる中、一日も早い解決に向け、引き続き米国等と緊密に連携しながら、冷静な分析の上に、あらゆるチャンスを逃すことなく果断に行動してまいります。
ところが、南北首脳会談、そして米朝首脳会談が実現し、前提条件なしに会いたいと百八十度の方針転換をしたものの、北朝鮮からは事実上無視されているありさまであります。日本外交に主体的な姿勢は全く見られず、完全に蚊帳の外に置かれる格好となっております。
北朝鮮の労働新聞には、安倍首相はトランプ氏に拉致問題の解決を提起して会談の邪魔をしたというふうに報じたというふうに、これ報道で出ていたものでありますが、一方で、昨年四月の南北首脳会談で文在寅大統領が日本の拉致問題に触れると、なぜ日本は直接言ってこないのかとか、あるいは、さきの二月の米朝首脳会談では、安倍総理と会う用意があるというふうにトランプ大統領に伝えたということも明らかになっているところであります
また、南北首脳会談は、昨年の四月以降、三回開催されています。米朝首脳会談は昨年の六月、これはことしの二月にも開催をされました。そして、ことしの四月にロシアとの首脳会談。まさに日本が、言ってみれば、取り残された状況になってしまって、そして、このタイミングで方針転換をするということが発表をされたのですけれども、このタイミングについても、私はやはりいささかの疑問があります。
それからあと、朝鮮半島情勢は、昨年の南北首脳会談があり、米朝首脳会談もあり、政府の言葉で言えば、歴史的転換点ということになります。 やはりそこに向かう過程の二〇一七年というのは、大変緊迫した状況があったわけです。北朝鮮はミサイル発射を繰り返し、アメリカも北朝鮮に対して軍事的圧力をかける行動を繰り返しました。お互いの行動と言動がエスカレーションするというのが続きました。
○岩屋国務大臣 まず朝鮮半島の情勢ですが、今、本多先生もどうなるかはわからないというふうにおっしゃいましたが、私ども、もちろん、南北首脳会談、米朝首脳会談が今後望ましい方向に展開をしていくことには期待はしたいと思いますけれども、期待感や楽観論で防衛政策をつくるわけにもいかないというふうに思っておりまして、現実、まだまだ我が国にとってみれば、数百発の弾道ミサイルがまだ廃棄されていない核ということを考えると
○白眞勲君 最後に、時間がもうそろそろなんですけど、河野外務大臣にお聞きしたいと思うんですけれども、私、今、一月から八月までというふうにおっしゃったんですけれども、やはりその間、様々な国際的な、これは米朝首脳会談、そして南北首脳会談もあったりしております。大分状況は変わっているような感じがするんですね。
日本を取り巻く安全保障環境は、もう先生御案内のとおりですから多くは申し上げませんが、まず北朝鮮ですけれども、確かに、米朝首脳会談、南北首脳会談、望ましい方向にこれから動いてくれることを期待はしたいと思いますけれども、現状何かが大きく変わったということはない。数百発の弾道ミサイルが実戦配備されていて、その発射手段も年々向上してきていることは御案内のとおりでございます。
韓国がやっぱりちょっと心配だと思っていまして、融和政策に前のめりになってしまう理由は分かるんですけど、これは、もう河野大臣も一緒に日韓若手議員交流やってきて韓国のことをよく御存じだと思うんですが、文在寅大統領の支持率、リアルメートルという、いつも大体韓国の世論調査、その機関でやっているんですけど、八割だったのが七割になって、六割になって、六割から南北首脳会談で八割になって、また七割になって、経済政策
三回に及ぶ南北首脳会談、初の米朝首脳会談によって、朝鮮半島の非核化と平和に向けた歴史的合意が交わされました。 総理も所信表明演説で、歴史的な米朝首脳会談によって北朝鮮をめぐる情勢は大きく動き出しています、この流れに更なる弾みを付け、朝鮮半島の完全な非核化を目指しますと述べられました。
ところが、南北首脳会談、米朝首脳会談が実現をしました。もちろん、北朝鮮のこれまでの経緯を考えれば、このまま平和に向かって着実に進んでいくかどうかということは、私も一概に言える問題ではないというふうに思います。再び緊張する可能性も十分に高いと思っています。
南北首脳会談と米朝首脳会談によって平和の流れが起こるもとで、戦争する国づくりの企てをこのまま続けていいのか、このことが厳しく問われています。 これまで安倍政権は、戦争する国づくりを進める上で、北朝鮮の脅威を最大の口実にしてきました。安保法制、戦争法、大軍拡、辺野古新基地、憲法九条改定、全てにおいて北朝鮮の脅威があおりにあおられました。
四回目の職権による本会議開催は、セクハラ疑惑の福田淳一前財務事務次官の辞任が決まった四月二十四日、そして五回目は、歴史的な南北首脳会談があった四月二十七日でした。この日は、働き方関連法案の審議入りを職権で決めました。大きなニュースに紛れて国会での追及を隠そうとする作戦だったと言わざるを得ません。 このころ、加計学園獣医学部問題に関し、柳瀬元首相秘書官が追及を受けていました。
南北首脳会談から米朝首脳会談に至る国際的な潮流の中で、日本は大きなチャンスを逃したのではないかなと率直に思います。今回の米朝首脳会談をきっかけとして、非核化について進展があることを期待しております。ただ、日本も傍観者ではいられない。
○国務大臣(河野太郎君) 拉致問題に関しましては、文在寅大統領が南北首脳会談の中で、また、トランプ大統領が米朝首脳会談の中で北朝鮮側に問題提起をしていただきまして、本当に有り難く思っているところでございます。 日本といたしましては、日朝平壌宣言に基づいて、核、ミサイルと並んで拉致問題を包括的に解決をし、国交を正常化する、そして経済支援を行う。
○アントニオ猪木君 日朝首脳会談、米朝首脳会談でも南北首脳会談でも、金正恩委員長は安倍首相との会談について前向きな姿勢だったと報道があります。安倍総理も、あとは日本の問題として北朝鮮と直接向き合い、問題を解決していく決意だと発言しています。 これまで、安倍総理は直接対話はしないと言っていましたが、なぜ今になって変わったのか。もっと早い段階で言えば流れは変わったと思います。
○風間直樹君 総理、お立場上余りはっきりおっしゃいませんでしたけれども、やはりこの南北首脳会談での宣言と今回の米朝の共同声明には大きな違いがあります。北朝鮮が米国の核の傘の撤去には今回の声明では触れていないというふうに理解をしたところです。
私、この首脳会談の共同声明と先日の南北首脳会談の板門店宣言を読み比べてみました。一つ、この両者の間には大きな違いがあると感じたんです。それは何かといいますと、今回の米朝共同声明では、金正恩委員長が朝鮮半島の完全な非核化を再確認したことに二度触れています。